【豆知識】「間違った性交は後悔の元」 避妊の失敗例




【間違った性交は後悔の元】 避妊の失敗例

子どもを作りたくない人や、子どもが出来ても責任を取れない・育てる自信がないという人は望まざる妊娠を避けるために避妊をする必要があります。

しかし「避妊をしていたのに妊娠してしまった」という方も多くいるのが現状です。
避妊を失敗した方は、避妊の方法が間違っていたのかもしれません。

間違ったコンドームの使い方

一般的な避妊具として、コンドームを使用する方は多いです。
確かにコンドームを正しく使えば、97%の確率で避妊を成功させることができます。

しかし、それはあくまで「正しく使えば」の話。
破れていたり、途中で抜けてしまうと成功率は85%まで低下してしまいます。
避妊を失敗してしまった方々はコンドームの使用法を誤っている可能性が高いです。

コンドームが上手く装着出来ておらず、行為中に外れて精子が漏れている場合や、コンドームが破けていてそこから漏れ出したなどが誤った使用法の例。
コンドームを財布の中に入れておくと擦れて破けるかもしれませんし、古いコンドームは劣化している可能性が高いです。

また、にも注目して下さい。
爪が伸びていてコンドームをひっかけてしまい、破けてしまうことも十分考えられます。
慌てて緊急避妊薬(ノルレボ錠)を服用しても100%の避妊は不可能ですので、慎重に避妊をしなければなりません。

確実な避妊にはピルの使用を!

避妊法として、先進国において、男性に避妊を委ねなさいという教育しかないのは日本だけでしょう。
世界での教育の現場では、女性主体の避妊法として「ピル」についても充分な教育がなされています。

「経口避妊薬」とも呼ばれるピルは2つの女性ホルモン(卵胞ホルモン・黄体ホルモン)が含まれている薬のこと。
ピルを摂取することで排卵の抑制、精子の子宮内侵入の抑制、受精卵の着床抑制などがなされます。

ピルの避妊効果はほぼ100%で、間違った使用法が広まっているコンドームよりも確実性の高い避妊方法であるのは当たり前で、女性が自分で自分の体を守れる唯一の選択肢です。

妊娠の可能性を最大限抑えたいという方には最適な避妊方法です。

避妊の失敗はほとんどが無知であることが原因です。
知らなかったとはいえ、妊娠してしまえばいくつかの選択を迫られます。
子どもを産む・養う準備が出来ていない場合はリスクを冒さず、確実な避妊を心掛けて下さい。

もし避妊に失敗してしまったら・・・

もし、「コンドームが途中で外れてしまった・・・」「コンドームが破れていた・・・」「コンドームを付けずに性行為をしてしまった・・・」など、妊娠を望んでいないときに避妊に失敗してしまった場合、妊娠をしてしまうのではないかと不安になる方が多いかと思います。
避妊に関しては普段から低用量ピルを服用することは言うまでもありませんが、望まない妊娠を避ける方法として、アフターピルを服用する方法があります。

アフターピル

妊娠継続を希望することができない場合・・・

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