コルポスコピー検査(頚部精密検査)とは

コルポスコピーという膣や子宮の頸部の表面を拡大する専用の顕微鏡で細かい部分を観察する検査のことです。専用の機械で拡大し観察することが可能なので、肉眼では見られない病変を発見することができます。

通常、コルポスコピーでの観察と、異常が疑われる部位の病理検査(組織診)を行い、その結果とあわせて診断します。

コルポスコピーは婦人科でも実施できない医療機関が多くあります。コルポスコピーが実施可能かどうかは事前に確認することをおすすめします(当院では実施可能です)

子宮頸がん検診で異常を指摘された方

市区町村の子宮がん検診や会社での婦人科検診等を受けて、異常を指摘後、精密検査が必要と案内されたが、その検診を受けた施設で精密検査を行っていない場合があります。受け取った結果に対して、第一にどの医療機関に行ったらいいかわからない場合等は当院に結果を持って受診して下さい。

検査の注意点

  • 血を固まりにくくする薬を内服中の方は、検査後の出血が止まりにくい場合があるため検査にあたり注意が必要です。
  • 生理期間中を避けてご来院下さい。
  • 検査前の膣内の洗浄や膣剤の使用は お控えください。その他食事などは普段通りでかまいません。

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