HPV検査について

子宮頸がんは子宮の入り口にできるがんです。その原因は、HPV(ヒト・パピローマウイルス)というウィルスに感染することで起こり、20歳から30歳代の若年層で急激に増加しています。

子宮頸がんは定期的な検診で、発見できる(予防できる)がんです。しかも検査は痛みもなく、あっという間に終わります。

HPV検査とはHPV感染の有無を調べる検査

ハイリスクグループ:16型、18型、31型、33型、35型、39型、45型、51型、52型、56型、58型、59型、68型、70型)・(ローリスクグループ:6型、11型、41型、42型、43型、44型
※子宮頸がんや子宮頸部異形成発症の原因となりうるのは、16型・18型をはじめとするハイリスクグループです。

HPVは一般に性行為によって感染します。また皮膚や粘膜に感染し、体内に感染しないため免疫に記憶されず、一度感染し治癒しても何度も感染します。
現在、どの型のHPVに感染しているかを簡単な検査(タイピング検査)で調べることが可能となりました。感染している型が分かれば、今後子宮頸がんへ移行しやすいのかどうか調べることができます。

次の方に検査をおすすめします。
  • 子宮頸部異形性で経過観察中の方
  • 子宮頸がん検診で要再検査の方
  • スクリーニング検査として(細胞診と併用するとよいでしょう)

子宮頸がんは予防可能です!

多くの「がん」はその原因がはっきりしていないため、完全な予防はできないといわれています。しかし、子宮頸がんは以下の特徴があるため、他のがんとは異なり、検診で予防(がんになる前に発見)することができます。

  • 原因がHPVの持続感染であることがわかっている
  • 簡単な検査でHPV感染の判定をすることができる
  • HPVの持続感染から、がんに進行するまでに3年から8年かかります。その間はがんの前段階である「異形成」という細胞に異常を起こした状態で存在する
  • 異形成は細胞診検査で発見可能であり、この状態なら治療でほぼ100%完治する

健康的な生活を維持するためには、自分の体の状態をよく知ること、そして何より日頃の検診が重要です。HPV検査は子宮頸がん検査と同時に、しかも簡単に行うことができます。検診のご相談もお受けしておりますので、お気軽にご来院ください。

検査費用について

HPV(中~高リスク型)9,200円
HPV(型別)17,400円

※検査は基本的に保険適用外のため自費負担となります。
 ただし、保険適用になる場合もあるため、保険証を必ずお持ちください。
※HPV(中~高リスク型)は陽性・陰性を検査します。
※一般的なHPV検査は中〜高リスク型となります。

婦人科頸部細胞診検査でASC-US(軽度扁平上皮内病変の疑い)と診断された場合、不正出血、検診(人間ドッグ)の細胞診などで再検査を指摘(classⅢa、LSILなど)の場合は保険にて子宮頸がん検査を行なっています。