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子宮頸がんワクチン

子宮頸がんワクチン

子宮頸がん予防ワクチンは、子宮頸がんの原因となりやすいHPV 16型とHPV 18型のウイルスに対する抗体をつくらせるワクチンです。なお、このワクチンに含まれるウイルスには中身(遺伝子)がないので、接種しても感染することはありません。

接種の回数

4価ワクチン:初回接種後2ヶ月後に2回目を、初回から6ヵ月後に3回目を接種します。

子宮頸がんワクチンとは

子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスの持続的感染が原因であることが1983年ツアハウゼン博士により発見されました。
しかし、HPV(ヒトパピローマウイルス)は子宮頚部に感染しても、血液中に入ることが無いため、感染防御の要となる液性免疫(抗体)を自然には得ることができません。

そのため、HPVを一度排除しても繰り返し感染することがあります。
その後の分子生物学・遺伝子工学の大変な進歩によりHPVの感染を予防するワクチンが開発されるに至りました。
そして、ワクチンでHPVの感染を防ぐことにより、子宮頸がんは「予防することができる」時代になりました!

子宮頸がん予防ワクチン(ガーダシル)

「ガーダシル」は、ヒトパピローマウイルス(Human Papillomavirus:HPV)の6型、11型、16型、18の4つの型の感染を予防する4価のHPVワクチンです。

日本ではHPV16型、18型は子宮頸がんの発症原因の約65%を占めており、特に20代では90%、30代では75.9%にもなります。
一方 HPV 6型、11型は尖圭コンジローマ(性器イボ)の発症原因の約90%を占めています。「ガーダシル」は、9歳以上の女性において、子宮頸がんだけでなく、尖圭コンジローマといったHPV疾患を幅広く予防します。

ガーダシルは誰でも接種することができますか。

ガーダシルの接種対象者は9歳以上の女性です。また、妊婦又は妊娠している可能性のある女性の接種は妊娠終了まで延期する、また接種期間の途中で妊娠した際には、その後の接種は見合わせることとされています。

ガーダシルを接種することで逆にがんが発生することはないの?

最新の遺伝子工学の技術によりできた、中身の無い(感染に必要な HPV DNAゲノムが無い)、殻(カプシド)だけの偽ウイルス( VLP: virus like particle )なので、発がん性はまったくありません。

ガーダシルは何回接種すればよいの?

ガーダシルの十分な効果を得るためには3回の接種が必要です。

接種スケジュール:初回接種、2ヵ月後、6ヵ月後

ガーダシル接種後の副反応にはどういうものがありますか?

ワクチンを接種した後には、注射した部分が痛むことがあります。
注射した部分の痛みや腫れは、体内でウイルス感染に対して防御する仕組みが働くために起こります。通常数日間程度で治ります。

ガーダシル接種後に注意しなければいけないことは?

接種当日の入浴は問題ありません。
接種後丸1日は、過度な運動は控えましょう。
接種後は、接種部位を清潔に保ちましょう。
接種後はアレルギー反応が出ることがあるので、接種後30分間はクリニックで様子を見ます。

ガーダシルの効果は何年くらい持続するの?

HPV16型単価ワクチンのデーターでは、接種後8.5年経過した現在でもHPV16型による疾患を100%予防していることが判明しています。

HPVに感染したことがあり、検査で16型感染が消えていました。ガーダシル接種で効果はありますか?

現段階では、まだはっきりとわかっていません。ある研究者は「現在の16型感染がなければ、効果がある」と考えていますが、ある研究者は「一度16型に感染すると、子宮頚部の基底細胞に遺伝情報が残っているため、効果は無い」と考えています。

現在異形成で経過観察中ですが、ガーダシル接種で効果はありますか?

ガーダシルはHPV感染予防ワクチンなので、異形成に対する治療効果はありません。
しかし、異形成の原因が16型、18型以外のHPVであれば、頸がん予防効果は期待できます。

ガーダシルを接種したら、今後の子宮頸がん検診は必要ありませんか?

子宮頸がん予防戦略は、一次予防としてワクチン接種二次予防として子宮がん検診と考えられています。ガーダシルはHPV16型、18型の予防ワクチンです。この2つの型のHPVに対しては100%の感染予防効果があります。しかし、それ以外のハイリスク型(発がん性)HPVの予防にはなりません。
したがって、ワクチン接種後も定期的な検診でさらにリスク管理をすることが重要です。

費用について

※当院のお取扱いワクチンは4価HPVワクチン(ガーダシル)となります。
※計3回接種必要です。
※2価HPVワクチン接種をご希望の方は、事前にお問い合わせください。

学生の方は学生証を必ずご持参ください。

成分 学生・未成年 一般
1回目 16,000円 18,000円
2回目[2ヶ月後] 16,000円 18,000円
3回目[初回から6ヶ月後] 16,000円 18,000円

(平成26年4月以降の価格)

子宮頸がんワクチン ≪渋谷区助成制度対象≫

  • 渋谷区在住の中学校1年生に相当する年齢の女性(小学校6年生~高校1年生に相当する年齢の女性)
    (注)渋谷区から通知はないため、希望する方は渋谷区にお問い合わせください。

詳しくは渋谷区ホームページをご覧ください。

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